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鉄鋼会社様による省エネバーナー導入

省エネ実現への取り組み ― 鉄鋼会社へのセルフリジェネバーナー導入事例

相談内容

「既設のものより、とにかく効率の良い省エネバーナーはないだろうか?」
鉄鋼会社さまからのご相談です。

競合他社が省エネや環境問題に取り組む中、お客さまの会社でも対策が始まったそうです。

まずは、老朽化のためちょうど交換を検討していたアルミ保持炉のバーナーがあるので、まずそこから着手したいとのご希望でした。


提案内容

このご相談に対し、新光商事が提案させていただいたのは、横井機械工作所のセルフリジェネバーナー。省エネに比重を大きく置くのであれば、このバーナーの右に出るものはありません。

たとえば、温度が1500度になる炉であれば、通常、廃ガスの温度は1200~1300度になりますが、このセルフリジェネバーナーは、廃ガスを炉内に通し、その温度でセラミック蓄熱体を温めるという画期的な設計になっています。その結果、セルフリジェネバーナーの廃ガスは200度~300度にまで下がるのです。

また、通常はバーナーを2台設置し、交互に稼動させる方式をとりますが、これは1台の中に2台分の機能が詰め込まれ、切り替えも行えるようになっています。

つまり、省エネ・省スペース・省コストと、効率の良さが強みの商品なのです。

(今回はアルミ保持炉への導入でしたが、この商品は鍛造炉や熱処理炉でも活用されています)


結果

お客さまは初め、熱交換器の導入を検討されていたようですが、セルフリジェネバーナーのほうが3割も省エネ効果が高いことに驚かれ、すぐに検討対象をセルフリジェネバーナーに変更されました。

窯のタイプにもぴったり適合したことが決定打となり、セルフリジェネバーナーの導入を決定していただきました。

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