[新光商事株式会社]ホーム > 導入事例 > 製紙会社様による環境問題への取り組み
「社全体で環境問題に取り組むことになり、うちの工場でも何かできることはないだろうか。」
製紙会社さまからのご相談でした。
環境問題への取組みで、真っ先に対策を求められるのが工場です。とはいえ、出来上がる製品の質に変化があってはなりませんし、具体的にどういったことをすればいいのだろうか、という内容でした。
さっそくお客さまの工場設備を確認すると、製造ラインで紙を乾燥させる工程に使われているバーナーには、オイルバーナーが用いられていました。折りしも世界的なオイル高の時期。燃料のコスト抑制と、さらにはCO2削減を目的とし、オイルからガスへの燃料転換をお勧めしました。
ガスバーナーの導入は初めてとのことで、各メーカーごとにリプレース可能な製品をピックアップ。それぞれの特徴と見積もりを提示し、ご納得いただけるまで打ち合わせを重ねました。併せて、省エネ効果のある自動空燃比制御装置の設置もご提案。CO2削減・省エネ・コスト削減という、3つのメリットを軸にした計画でした。
まずは工場の一部を、弊社の提案どおりに燃料転換し、さらに自動空燃比制御装置も設置していただけることに。さっそくコスト面でも効果が現れているようで、ほかの設備も燃料転換を検討しているとのご連絡を頂いております。